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シカゴの建築美学:高層ビルとファンズワース邸

  • 執筆者の写真: KOJI O
    KOJI O
  • 7月24日
  • 読了時間: 1分

更新日:8月12日

シカゴは建築史において特別な地位を占める都市として知られています。ダウンタウンに林立する高層建築群は、19世紀後期のシカゴ学派から現代まで続く革新的な建築の系譜を物語っています。ルイス・サリヴァンが提唱した「形は機能に従う」という理念は、シアーズ・タワー(現ウィリス・タワー)やアクア・タワーなど、機能性とデザイン性を両立させた摩天楼として結実しています。


ダウンタウン中央に流れるシカゴリバーでは建築群を眺めることができるナイトクルーズが人気のアトラクションになっています。


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一方、シカゴ郊外に佇むファンズワース邸は、ミース・ファン・デル・ローエが設計した20世紀建築の傑作です。1951年に完成したこの住宅は、「Less is more」の哲学を体現し、ガラスと鋼鉄のみで構成された究極のミニマリズム建築として知られています。フォックスリバーのほとりに浮かぶように建つその姿は、自然と建築の調和を追求した結果です。


Eye-level view of a modern house with large windows

シカゴの高層建築群が都市の力強さと野心を象徴するなら、ファンズワース邸は静寂と洗練を表現しているように見えます。両者は対照的でありながら、機能美と構造の誠実さを重視するシカゴ建築の精神を共有しています。 春に訪れたシカゴの街と建築は美しく輝いていました。

 
 
 

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